『私達のウィーンのカトラインダンス(1980年頃の起草文書)

(このカトラインダンスとはフォークダンサーのオペラ座舞踏会

とも呼ばれる程に格調高く美しい大舞踏会です。)

 ウィーンのフォークダンスを奨励しリードする祭典に発展した私達のウィーンカトラインダンスは、古いならわしに従って1946年以来中断されずに続いて待降節前の最後のダンスとして開催されます。

 1950年以来このダンスは2回の例外においてソフィエンザールで催されました。(現在はコンツェルトハウスにて毎年開催) この伝統の豊かな古いウィーンのダンスホールが提供する枠は、(気分の)上昇した祭典への機会を与え、さらに公開の文化的な活動に重要な人物である私達の来賓は、私達のほぼ1700人の祭典訪問者に晴れがましく紹介されます。

 私達のフォークダンサーであることへの動機付け(刺激)として何年も前から私達が広めてきた小さな『カトラインダンス作法書』は良いという定評があります。その中からいくつかを、伝統的な理由からとまたそれが基本的に時代を超えて当てはまると思われますのでここで引用したいと思います。:

 服装としては復元された式典用民族衣装が最もふさわしく、やむを得なければきれいな普段着の民族衣装も許されます。適した民族衣装を有していない方はダークスーツでかないしは晴れ着のブラウスとゆったりしたスカートで出席されます。

 晴れやかな入場パレードの雰囲気がなお残りしかもその場合来賓がまだ全員居合わせている祭典の最初の部分においては、男性達はいかなる『行進軽減措置』をも思いとどまることを求められています。長ズボンのスーツの場合にはなお中にベストも着用すべきです。というのはそのベスト着用により不備な服装をしているような印象を与えることなしに後で上着を脱ぐことが許されるからです。

 偽アルプスの『ヤッホー』などの叫び声は、たとえそのように良くできるとしても私達の祭典の枠内では場にふさわしくありません。

 さらに私達の若いフォークダンス愛好家諸君になお2点のお願いがあります。:即ち、

 .注意深く踊ってというよりも、むしろ高過ぎる『回転数』を見合わせて下さい。それによって君達が見苦しい『衝突の事態』に陥ることが避けられます。

 共同社会に生きる自覚が私達の当然の願いなのです。!それからその事は私達に、『お気に入りのパートナー』とはずっとではなく踊ることを義務づけます。人はダンスにいざなう事によって社会的なつながりや義務を最も感じの良い仕方で示すことが出来るものだという事に配慮いたしましょう。

 女性ダンサーに別れを告げる際にはその女性を雑踏の中に立たせて置くのではなく、彼女の席に連れ戻すかあるいは少なくともダンスフロアの端に連れ戻しましょう。

 私達は君達にこれらの心得を曲解しないように願います。これらの心得は私達の祭典のレベルについての懸念から出てきています。良き成功のために役立たんことを!

 このような次第でありますのでウィーンフォークダンス協会は(ここで前もって)感謝申し上げておきます。

 

 

ウィーンのカトラインダンスに於ける
アウフタンツ(入場パレードに参加する)の為の
民族衣装の指針(原則)

 カトラインダンスはウィーンにおいてフォークダンスを保護育成するための最も大きくて華やかな表現現象(イベント)です。アウフタンツ(入場行進)はこの祭典の印象深い序幕を成すものです。このアウフタンツは華麗な映像を提供するだけではなく、なおその上にウィーンで民族衣装を奨励するための模範ともなります。

女性用服装について

復元された民族衣装ですがまた普通の民族衣装の形に適合する歴史的な民族衣装も許されます。

スカートの長さは民族衣装の荘重な祭典と一致していなければなりません。

祭典用民族衣装:ハーフロング。長い祭典用民族衣装:くるぶし又は床上の長さ。
例外として認められるのは例えばガイル渓谷の民族衣装の伝統を伝える衣装の短さの場合などです。適していないのは、色、カットおよび模様において奇抜で本物の民族衣装とは異なっているいわゆる民族衣装モードなディルンドルです。

靴下:統一して白く長い靴下。床上の長さの民族衣装の場合にのみニーレングスストッキングも可能です。(しかしながらアウフタンツに出ない女性の場合には青か又は赤い靴下も合うことがあります。)

靴:流行の形ではなく銀色の留め金が付いているかあるいは付いていない黒靴。中ヒールまでのローヒール。

男性用服装について

復元された民族衣装ですがまた普通の民族衣装の形に適合する歴史的な民族衣装も許されます。

長ズボンとスーツ:ローデンウール又は布製の各種シュタイラー(シュタイアマルク州風)スーツ、各地方風スーツ、連邦軍の軍服、祭典用の上着と黒い長ズボン。

膝下で結ぶズボン:革製の黒又は暗色(濃色)、布又はローデンウール製の黒。これにはシュタイラー(シュタイアマルク州風)の上着又はその他の祭典用民族衣装の上着。
決してレザースーツではありません!

短い革ズボン:暗色の祭典用タイプのみ。

上着なしのベストは、この組み合わせが祭典用民族衣装であるような、例えばブルゲンランド州のかなりの民族衣装などの場合のみ。

ソックス:灰色がかった青色、緑、灰色、白充分な長さであること。
決して淡紅色ではないこと!

靴:(膝下で結ぶズボンには)銀の留め金付きの民族衣装用黒靴又は流行の型ではない紐付き短靴。ブーツはそれが民族衣装に属する場合のみ。
決してバックスキン製ではないこと!

ネクタイ:絹製ネクタイ、手編みのウールネクタイ又は単色の適したネクタイ。

例外:民族衣装が私達の標準と相違しているゲストおよびゲストグループは私達の規定から除外されることがあります。

2002/03/01更新
このページは市川栄一が翻訳&製作しています。