Offener
Walzer(開くワルツ)
(WindowsMediaVideo5MB)
任意に多くのペアで環状の円を形成するペアダンス
出発位置(配置):
男性が内側で、多くの男女ペアにより1つの環状の円を形成し、片方の肩は円の中心に向け、前方がダンス方向となる側面サークルで相前後した整列をします。
ホールド:
開いた片手ホールドで、男性の右手が女性の左手を掴んでゆるく下へぶら下げます。空いている方の手は自分の腰の上に置きます。
ステップの仕方:オープンなワルツステップで、男性は左足から、女性は右足から開始します。
詳説:
1〜4小節:互いに掴んだ腕を前後に振りながら、それに応じて体の向きを互いに向けたり離したりしてオープンなワルツステップで4歩前進、男性は左足で、女性は右足で歩き始めます。第4のオープンなワルツステップの際に掴んだ手を離して互いに半回転し(男性は右向きに、女性は左向きに回転)、それで最後にペアはダンス方向とは反対を向くことになり、今度の内側の手を掴みます。
5〜8小節:互いに掴んだ腕を交互に前後に振りながら、それに応じて体の向きを互いに向けたり離したりしてオープンなワルツステップで4歩ダンス方向に後進、男性は左足で、女性は右足で後ろへ歩き始めます。
最後にパートナーは互いに向き合って半回転して通常のラウンドダンスホールドになります。
通常のラウンドダンスホールド:男性が左側で、女性が右側に立ち、双方の肩がほぼ直角を成します。男性は右手で女性の背中のほぼ中央を抱きかかえます。女性の左手は男性の右肩の上で安らぎ、彼の左腕と彼女の右腕は胸の高さでゆるく伸ばして双方の手を掴み合いますが、男性の左手の平は上に向け、女性は右手を少し中に向けます。(注意)女性は踊る際に決して右手で男性の左手に支えてもらうとか保持してもらってはなりません。手は重量や圧力をかけずに男性の『宙ぶらりん』状態の中にある必要があり、その事が良い女性踊り手の印なのです。
9〜16小節:ワルツのラウンドダンス。
30年代に下方のイン渓谷での舞踏会で見られました。
第1のメロディーは、ライムントツォーダー,オーストリアのフォークダンス,第2部,第7番の最初の出版のフォークダンス奨励の為のテーマメロディーに似ています。
第2のメロディーは、エルビゲンアルプ内のオイゲンゼップ(=ファーバースオイゲン)の所有である30年代からの手書きの楽譜から取り出されています。
第3のメロディーは、1933年にブリクスレグ付近のツィマーモースでハインリッヒシュナイダーラルヒァーにより記録されました。
ワルツの際の絶え間ない厄介なターンを和らげる為には、チロルの様々な地方でワルツの1部が歩かれるようになりました。第2次世界大戦前の時代にチロルでは、他のペアがワルツを踊り続ける間に、ラウンドダンスと歩くダンスとの交替が個々のダンサーにより勝手気ままに行われました。すべてのダンサーにより同時に歩く格好を行うのは、戦後にようやくフォークダンス奨励の影響下で普通に行われるようになりました。
原典:カールホラック、チロルのフォークダンスブック、音楽出版ヘルブリンク、インスブルック、1974年。
このウエブページはマリオ・ヘルガーmherger@mherger.com によって製作され、修正されてインストールされました。1999年1月10日最終修正。
和訳:市川栄一 ichi@e1-1.com、2003年10月30日。