ウィンナワルツ&フォークダンス

 ウィンナワルツ遍歴から本当のフォークダンスに辿り着くまで
 私がウィンナワルツ(ウィンナーワルツ)に憧憬を抱くようになったのは1972年の最初の海外経験の際にゲーテインスティトゥートの研修の為に滞在したStarnberger湖畔のBernriedHotel Seeblickにおいて毎週土曜日の晩に催されていたダンスパーティーで言わばカルチャーショックのような物を感じたからではないかと思われます。当時まだ学生の身分だった私にはそのダンスパーティーで踊られていたダンス音楽のリズムは確かに3拍子なのだがメロディーなどは甘いポップスのような音楽がメインだったと記憶していますが、ワルツのステップさえ習ったことのない私にはとても一緒に踊れる勇気など湧く筈もなく、壁の花どころか椅子の上でただじっと眺めていることしか出来なかったのです。
 その後日本で幾つかの社交ダンスサークルや教室なども訪ねてみましたがそのような言わばポピュラーなウィンナワルツを教えてくれる所はついに見つけることが出来ませんでしたので、やはり本場のウィーンへ行くしかないかなと思うようになったわけでした。
 私にはウィンナワルツを踊るのが難しい理由が少なくとも2つあると思われます。その第1の理由は私も憧れたウィンナワルツの一番の名曲と言われるヨハンシュトラウス2世作曲の「美しく青きドナウ」が実は男性合唱用に作曲された曲なので、ただ聴く分には素晴らしい名曲なのですが踊るには変化が大き過ぎてプロの踊り手ではない一般の人には踊るに少々難ありと思われるからです。第2の理由はこれは本場のウィーン子に聞いた話ですが”ワルツには本来踊れる人といくらやっても踊れない人がいる”との事で例えば左回りのワルツは今の私でも本当にうまく踊れているか自信が持てなくなる時さえもある程に難しいです。
 さてウィーンではまずWiener Internationale Hochschulkurseが開催するダンスコース”WIENER WALZER"を3ヶ月間連続で受講し、その後ウィーンでも名門と言われるダンススクールElmayerにおいても10晩ほど教習を受けましたが結局踊れる様にはならなかったのです。しかしながらKärntner通りにほど近い郵便局を訪れた帰りにアルプス協会Edelweissで偶然見かけた”Wiener Kathreintanz(又はVolkstanzfest)入場券あり!”で入場券を手に入れたフォークダンスの祭典(舞踏会)を訪れたのを機会に、数カ所のフォークダンスサークルに通ったところ半年もしないうちになんと自然に楽しくウィンナワルツを踊れるようになったのです。なおここで述べているフォークダンスとは我々が小学校で習ったフォークダンスとは全く別の物とみなすべきだと思われます。言わば小学校のフォークダンスはあくまでも子供用であり、ウィーンの本物のフォークダンスは優雅な愛する男女の為にある物と把握すべきであります。
 そんな訳で今では私は一応ウィーンのフォークダンス協会(Arbeitsgemeinschaft der Wiener Volkstanzgruppen, A-1050 Wien, Schönbrunnerstraße 137)の会員ですので、というのも1997年の一年間はウィーン周辺のフォークダンスシーン(祭りや舞踏会)はほとんど訪れて一応は踊れる様になれた為に、出来ればそのようなダンスを日本でも踊りたいと思っています。そのようなダンス仲間を捜す為にこのページを開きたいと思います。私の知る限り日本国内のフォークダンスサークルは女性だけで踊られているグループが多く、踊られているフォークダンス(民族舞踊)もインターナショナルに広い種類のダンスを踊られているグループが多いとのことで、私の様に主にオーストリア、殊にウィーンとその周辺で踊られているワルツ、ポルカ、マズルカ、ランドラー、ボアリシャーなどを踊りたい人又はグループはなかなか見つかりませんから、このぺージでそんなグループを見出すかあるいは新しいサークルを結成出来たら…などと期待しております。
 また「ウィーンの舞踏会」への同行者(参加者)を募集して日本人のフォークダンスグループなどで大挙してカトラインダンスなどの舞踏会を訪れてみたいと言う企画もありますのでお楽しみに!

このページは市川栄一が製作しています。2003/04/29更新